BUYMAショップ運営していくには
正しいアカウント作成
5つの買い付け方法
から考え方と知っておいてほしいことをまとめています。
この記事たどりついたということは、何らかの副業を始めたい、自分で稼ぐ力を身に付けたいと思っておられることと思います。
どんなことを始めるにしても「すぐアウトプット」「継続する」「考える」。
これなくしては結果が出ることはありません。
私は最初は実績が出ずに、色々遠回りしてきました。なので、皆さんと同じように行き止まってしまう箇所、時間がかかる箇所がわかります。素直に「すぐアウトプット」「継続する」「考える」やってみてください。
バイマの仕組み
日本で有名な販売サイト(プラットホームともいいます)
- アマゾン(個人可参入が厳しくなってきている)
- ヤフオク(個人可)
- メルカリ(個人可)
- Qoo10(個人可)
- 楽天(個人不可)
- ヤフーショッピング(個人不可)
- auショッピング(個人不可)
- などが思い浮かぶでしょうか。
- 個人可のプラットホームがありますその中でBUYMAは
バイマは日本では手に入らない日本未発売のレアブランド品を、中心的に海外在住者が希望された方に手配するプラットフォームとして生まれました。
もともと商品を在庫として持っておき販売をする「在庫販売」ではなく商品を「提案」し、その中に欲しいと思うものがあれば依頼する「無在庫」での販売が日本で唯一認可されているプラットフォームです。
お客さまとのやりとり自体は、バイマプラットフォーム内でのやりとりとなりますので安心安全です。
なぜバイマ?
バイマでの活動を副業としておすすめする理由としては
- 無在庫で始めることができる(商品の在庫を持たず少ない資金で始めることができる)
- 世界中のどこにいても仕事ができる(オンラインで作業が完結するので時間制約がない)
- ビジネス的視点を持つことができる(学べることが他の物販より格段に多い)
などがあります。
一番のメリットだと思うのは、ビジネス的視点を持つことができるということ。ビジネススクールなどに通うことなく実際に活動しながら、収入を得ながら多くのことを学ぶことができます。
これからのバイマ
物販と言えばアマゾン転売やせどりに見られるように、「安く仕入れて高く売る」というのが基本の考え方ではありますが、それ以外の「付加価値」に重きを置いて購入されるお客さまが増えてきました。
バイマの中でも商品をいかに安く手配するかが重視される傾向にはありますが、そうでないお客さまも増えてきています。
そうでないお客さまと言うと、「やり取りが丁寧で信頼できる」「知識が豊富で安心して任せられる」「高揚した気分で購入できる」など、まさにブランドショップや高級ホテルで感じることのできる感覚を重視され、お金を払いたいと思われる方々です。
そういったお客さまに対応する力をつけていくことによって、他のショッパー(販売者)と競合することなく、スムーズな取引をすることが可能になり、より高利益でストレスフリーな働き方を実現することが出来ます。
本レポートをご覧いただいている方は、何かしら自立したい、自分で稼ぐ力を身に付けたいと思っておられたり、バイマにその他の物販では感じられない魅力ややりがいを感じたことのある方なのだと思います。しばらくは目の前にある作業でいっぱいいっぱいになってしまうかもしれませんが、考えるということを忘れることなく、地道に作業を続けることによって必ずあなたの力になっていきます。そのお手伝いとなりましたら幸いです。
では早速始めてまいりましょう。
バイマ運営はいくつもの手順があって大変そうですが、基本の考え方としてはセレクトショップ、ひいてはブランドショップを作るという意識で始めてください。横行しているとにかく仕入れを安く抑えることだけに特化したディスカウントストアとしての運営もいいと思うのですが、それではお客さまをこちらから選ぶことは出来ずに振り回されてしまうということになりかねません。
本レポートではお互いが心地よく取引できるような、良質で金額以外のものを重視されるタイプのお客さまを引き寄せるための施策を取っていきたいと思います。目指すところはお互いの質の向上と、自由な時間と資金力です。それでは参りましょう。
準備する
デバイス+ワイファイ
バイマのシステムを使うにあたり、アカウントを作成しページを整える必要があります。
基本的には1アカウント(1店舗)の運営にはパソコンとワイファイをそれぞれ用意する必要があります。
パソコンを持っていないからスマホで…というのもなしではありませんが、作業内容を考えるとパソコンがベストです。個人的にはタブレットでも問題ないと思っていますが、運営が進むにつれ文字を打ったり指示を出したりと作業内容が複雑になってきますので、大きな画面とキーボードは必要だなと感じます。
もし中古でパソコンを購入することを検討されている場合は、端末情報に注意しましょう。もしバイマアカウントを運営したことがある(出品者側として)端末、もしくはワイファイを通して新たに別の人がアカウント運営をしてしまうと、アカウント停止の措置となる場合があります。
ですので、基本的には古くとも新品の端末(ワイファイも)を使われることをおすすめいたします。ちなみにポケットワイファイの場合は、民泊ワイファイなどんな人でも複数人が同時に使えてしまうタイプのものは避けておきましょう。
資金(カード、デビットカード、ペイパル、送金システム)
出店するにあたり運営するための資金が必要になってきます。謳われることのある「資金ゼロ」なんてことはありません。
資金に関しては取り扱い商品の価格帯によってくるのですが、「資金全体の3分の1程度=月の仕入れ資金」と考えておくと安心です。支払いと入金のサイクルは計算していたとしてもずれることがありますので、その分ちょうどで計算していると黒字倒産になりかねません。そのためカードでの運営をする場合は引き落とし日が違うものを何枚か作っておくことをおすすめします。
クレジットカード
クレジットカードは、海外のショップで使えないことのあるJCB以外をおすすめします。VISA、マスターはほぼ全ての国で使用が可能です。
デビットカード
クレジットカードを使えない海外ショップもありますので、デビットカードも作っておきましょう。クレジットカードと違い銀行から引き落としとなるためすぐに利用出来ます。こちらもVISAブランドにしておきましょう。
ペイパル
ペイパルは送金システムでは世界シェアが非常に大きい会社ですので、日本発行のクレジットカードが使えない場合、もしくは買い付けを依頼する際の送金に使うことができます。支払いはクレジットカードはもちろん、デビットカードを紐つけることが出来てタイムレスで引き落としがされます。保証が付いているので安心、と思いきや小さなセレクトショップの保証には対応してくれない場合がありますので過信しないようにしましょう。電話対応は日本語で非常に丁寧に対応してくれます。個人的にはペイパルにはアメックスのカードを紐つけておくのが一番安心です。
ペイパルの登録はこちらから。
送金システム
送金システムは海外で対応してくれるパートナーさまにお送りする場合に必要です。今では銀行口座が運営している送金システムもありますが、日本の銀行口座を持っていない人には別の送金システムが必要です。一般的にはトランスファーワイズが有名ですが、相手が登録していないと使うことは出来ませんのでいくつか使える状態にしておきましょう。ほとんどのところでマイナンバーカードの提示が必要で、かつ数週間の時間がかかるところが多いので早めに登録しておくことをおすすめいたします。
アメリカ、ヨーロッパ
トランスファーワイズ
ウエスタンユニオン
ワールドレミット
アジア
ワールドファミリー
パソコンツール
出品作業や外注パートナーさまとのやりとり、リサーチなどはパソコンを使用していきますので、管理ツールも使いこなせるようになっておきましょう。私はMacユーザーですので、Mac基準で話を進めていきます。
ブラウザ
Google Chrome一択です。なぜなら翻訳機能が標準装備になっているから。これが非常に助かります。英語に精通していらっしゃったとしても流石にフランス、イタリア、アフリカとなると難しいものです。韓国、中国などアジア圏はあまりちゃんとした翻訳をしてくれない傾向にありますのでご注意ください。
交渉文を送ったり現地の人とのやりとりをする場合は、「DeepL翻訳ツール」を使いましょう。かなり自然な翻訳をしてくれますが、交渉文作成以外にさほど登場頻度はありません。
グーグル
世界的にもWindowsよりMac、Chromebookのシェアが広がっていますので外注パートナーさまに依頼することを予想してグーグル機能を使うことをおすすめします。
Gmail:
バイマアカウント、その他ブランドの公式アカウント登録など専用のGmailを作っておきましょう。パスワードの管理をお忘れなく。
スプレッドシート:
価格の計算表や出品商品の管理などにはこちらが便利です。直感的に表として使うことも出来ますが、関数を使うことも出来ます。
チャットワーク
基本外注パートナーさまとのやりとりに使います。無料ツールでグループで使うことも出来ますので、共有事項や教育にも使えてかなり重宝します。画像を送ることも通話も出来ますが、思いついたことや文言などを自分宛に送るという方法を一番活用しています。
画像ツール
画像編集もしていく必要がありますので使いやすいものを見つけておきましょう。有名なのはPhotoshopですが、こちらは有料で大掛かりなので個人的にはおすすめしません。フリーで使えるものだと「Pixir」と「canva」が便利で有能です。「Pixir」は透過処理も簡単に出来ます。
その他便利管理ツール
ワンタブ:
リサーチをしていると山のようにタブを開くことになるのですが、これをひとつにまとめてくれるのがこれ。画面上に必要なものだけ開いた状態にしておくと作業効率も上がりますし、かなり軽く作業することが出来ます。綴じたものをURL化して送ることも可能です。
Trello:
付箋のように項目を動かしたり追記したりすることが出来るスケジュール管理ツール。シェアも共有も出来、仕事の進捗状況を確かめながら長期計画も立てていくことが出来ます。
誰に売るのか
まずここを決めてから取り掛かりましょう。セレクトショップなのにコンセプトもターゲットも決まっていなくて商品を用意するなんてありえません。難しくて決められないと思いますが、ここを意識することを意識してからスタートしてください。見えてくるものが全く変わってきます。
コンセプト?ターゲット?といったところですが、ここを決めないわけにはいきません。ただ分かるようになるまではやや時間がかかりますので、上記の図の外側から決めていくと理解する助けになります。
一口に人気商品を見つけたとしても、自分のショップに合う商品と合わない商品を見分けることが出来るようになってくるはずです。
順番としては大きなカテゴリーから徐々に取り扱うものを決めていき、最終的にたった一人のターゲットに合わせた品揃えにしていくというのがゴールです。これは商品を出品して反応を見ていくうちに理解できるようになっていきますので、今は出来なくてもOKです。今は意識するということが重要視しましょう。
縛りを決める
年代、性別、ファッションジャンル、メインカラー、デザイナー、雑誌、価格帯などなど。まずは年代や性別といった広い範囲のものから決めていきましょう。そこから徐々に勉強しつつ、時代に合わせたアカウントに育て、ターゲットに寄り添うものにしていきます。
価格帯
ターゲットに合わせることも必要ですが、自分の資金力に合わせて決めていくことも重要です。もしキャンセルやトラブルになった場合、生活が困難になってしまうような価格帯はやめておきましょう。
とはいえ、高価格帯の(50万〜)ものは頻繁に売れるものではありません。そしてお店の印象は価格の高い商品によってつくものです。大丈夫。簡単には売れませんので出すべきだと思った商品はどんどん出していきましょう。
取り扱いブランド
スタート前に取り扱いたいブランドを3つぐらいは決めておきましょう。ここがお客さまが感じるあなたのお店のイメージとなります。ご自身の好きなブランドでも構いませんが、「いつかはエルメスを…」程度の、取り扱いたいと思っている高嶺の花として決めておくのもOKです。重要なのはきっかけとするということで、漠然としているよりも先に進みやすくなります。
時間と覚悟
ここが最重要です。何事も初めてのことを習得するには時間がかかりますし、だらだらするよりも集中して取り組んだ方があっという間に達成できるものです。せめて3ヶ月は今まで遊びに使っていた時間を犠牲にする覚悟を持ちましょう。そうすれば数ヶ月後には1日数時間の作業量で済むようになりますが、ここで間延びしてしまうと半年経っても1年経っても忙しいままになります。覚悟は大事です。
自己紹介
プロフィールの作成
ではまずお店の外観作りに取り掛かりましょう。お客さまはショーウインドウ(一覧の出品画面)で商品を見られた後、気に入ってくださると店内(ショップページ)に入って来てくださいます。その時の雰囲気や店員の印象を決めるのはこのプロフィールです。商品に気が行きがちですが、せっかく辿り着いていただいたのならいい印象を持っていただきましょう。
そしてプロフィールと画像、商品ラインナップのすべては一貫性を持たせましょう。
入力箇所はこちら
プロフィール
ショップ名(ショッパー名)
バイマアカウントの登録時の名前がショップ名となります。変更するには一度退会してから再度作り直す必要がありますので慎重に決めていきましょう。他のアカウントで使用されているものは使えませんので、候補は複数考えておくことをおすすめいたします。
基本要素としては、「ファッショナブル」+「覚えやすい」+「埋もれない」。
これを意識しましょう。全く思いつかない場合はバイマ内はもちろん、実際にあるファッションブランドやセレクトショップを参考にしましょう。イタリア語、フランス語になるだけで急におしゃれ感がアップしますし、差別化のために記号などを使うショッパーも増えていますが、自分が自分として名乗るということを意識して決めるといいと思います。
カバー画像
画面上に来る大きな画像で、ここが一番お店のカラーを出しやすい場所になります。規定の画像(960px×縦270px)サイズでグーグル検索をかけて参考に見てみると一望することが出来ます。使用するのは著作権のないフリー画像サイトなどから引っ張ってくるのがおすすめです。
設定していない状態でもそれなりにいい画像が設定されていますので、出品するまではこのままで大丈夫です。全く思い浮かばない場合は他のショップを参考にしましょう。ブランドショップや高級ホテルに行ってみたりHPを見ることでかなりイメージは膨らむと思います。
綺麗で豊富なフリー画像サイト:
Unsplush
プロフィール画像
上記と同じくお店の顔です。背景などよりは人物の方が意図に沿っているのでいいですね。有名俳優やモデルを使っている人も見かけますが、常識がないと思われてしまっては元も子もありませんので避けておいたほうが良さそうです。こちらもフリー画像を使用しましょう。かなり小さな画像しか貼ることが出来ないのでやや粗くなりますし、反映されるのにかなり時間がかかります。変更後はゆっくり待ちましょう。
自己紹介項目
自己紹介の項目には高額取引をするに値することを感じ取ってもらえるように書くことが必要不可欠です。あまり新人ぽさや素人感を出さないようにしましょう。
「これだけの取引件数と〜経歴と〜」と書く方が多いようですが、自身の経歴をひけらかすことはハイエンドの方にはあまり好まれませんし、もう今のバイマ市場ではプロが出店していることは当たり前になっていますので、より選ばれるためにはショップにかける思いや情熱とするものを記載していくと差別化しやすくなります。加えて日本語の使い方、品の良さを意識しましょう。誤字はもってのほかです。
好きな〜
ターゲットが好きそうなものを書いていきます。自分と同じものが好きだと発覚すると、初対面でも突然親近感が湧くのと同じように趣味趣向を合わせたものにしていくよう意識しましょう。ここでハイエンド(富裕層)をターゲットにする場合、庶民的な文言を入れないように注意してください。この人はセンスが良さそうだと思われるものを選んでいきましょう。写真を設定できる箇所はなるべく埋めて共通項となるものを探りましょう。
ハイエンドの方々は歴史あるものや美術的なものがお好きな方が多いということを参考までに。
お取引について
ここで注意するべきなのは、いかに高圧的でないか。高額取引ですのでとにかくこちらの不利にならないようにと牽制するような文言を入れてしまいがちですが、必要なのは毅然とした態度と、「トラブルによってあなたが不利益を被らないため」という気遣いです。必要な事は伝えつつ、時間や迷惑をかけることのない配慮の現れだということを表現しましょう。高級ブランドや高級ホテルなどで使っている文言を参考にすることをおすすめします。
整える
出品する
商品を出品してお客さまに購入していただきましょう。当たり前ですが、出品しないと商品は売れることがありません。怖がらずにどんどん出しましょう。物販やバイマ自体全く初めての場合はまず一連の流れを掴むために売れやすい廉価帯の商品を取り扱って経験してみることをおすすめします。
バイマには出品審査というものがありますので、まず商品を一品出品しましょう。事務局によってチェックされたあと許可されたら、あとはどんどん出品することが出来ます。審査には2日ほど時間がかかりますので、その間に今までのことを復習しつつ今後の計画を立てるようにしてください。
取り扱いブランド
バイマで取り扱いのあるブランドは山ほどありますが、この中でも上位200位ぐらいまでのものを出品するようにしましょう。ブランドに詳しくないという場合はまずバイマ内でランキング上位のものから調べて勉強していきましょう。初めは何が何だかわからないと思いますが、まず知ること、そして取り扱うこと、販売することで徐々に知識は増えていきます。
上位に入っているものは人気なのでやはり見られやすいですが、総出品数も非常に多いので埋もれやすいものでもあります。逆にこれから確実にヒットしそうなブランドを狙ったり未取り扱いブランドを申請していくことも出来ます。色んな手を試しつつ得意な分野を探していきましょう。
テスト用にはお近くの百貨店や路面店があるブランドのものを取り扱うことをおすすめします。
テストで注意すること
テストでは「偽物でないこと」「偽物を取り扱うつもりがないこと」「バイマの基準を理解していること」を示すことが重要です。基本的に落ちることは滅多にありませんが、練習として以下を参考にしてみられることをおすすめします。
注意するべきは「買い付け先」と「発送地」です。買い付け先については詳細を聞かれる場合がありますので、お近くの路面店など住所と電話番号が分かるようにしておきましょう。発送地はご自身がアカウント登録に使用した住所の都道府県を選んでおきましょう。
商品画面
出品をする画面での見え方ではなく、お客さまが見られる画面でどのように見えるか気にするようにしましょう。
実は出品画面とお客さま用の画面は並びが若干異なります。
商品画像
第一印象が決まるのが出品画像です。ここが目を引かないとクリックされることはありません。目立つことより、目を引く美しさと独自性を意識しましょう。通常廉価帯はシンプルで商品の詳細がよく分かるものが好まれ(アマゾン、楽天など)、高価格帯は雰囲気や質感、着用シーンが伝わるものが好まれる傾向にあります。
画像ツール
バイマでよく見かけられるのは、ブランド名や枠、背景などをつけたもの。こういった加工が出来るものを使いましょう。ご自身が使えなくても外注さまに依頼できればいいのですが、見本ぐらいは作れるようになっておくことをおすすめします。
画像の保存は公式サイト、もしくはセレクトショップサイトから行います。(現時点でバーバリー、ケイトスペード、一部セレクトショップからは禁止されています。違反した場合は警告文が届きますので、その場合は商品画像の差し替えや取り下げを行ってください。)
JPEG、PNG画像はダウンロード出来ますが、最近webp形式が増えてきています。こちらはダウンロードが出来ませんのでスクリーンショット機能を使って取得してください。
Macの場合は command+shift+3 で全画面、 command+shift+4 で範囲指定が可能です。
Windowsでしたら snipping tool、Google Chromeの拡張機能でページ全体を保存できるFireShotというものもあります。
画像の選び方
使用する画像はなるべく鮮明で画質の良いものを選ぶようにしましょう。小さい画像しか表示できない場合でも画像を別タブで開くと大きい画像が開くページなどもあります。
公式サイトからしか画像を選んでいない人が多い場合は、セレクトショップから選んでみる。一枚目ではない画像を選んでみるなど工夫すると埋もれずに見られやすくなります。
その他文字を入れる場合もフォントや色には気をつけましょう。「関税、送料無料!」など記載している方もいらっしゃいますが、正直雰囲気を阻害するのでおすすめ出来ません。
その他の要素
画像はかなり重要なポイントではありますが、わざわざページを訪れてくださった方はその他の要素も気にしていらっしゃいます。ここでしっかり心を捉えることが出来るかが非常に重要です。
商品名
まずは認識されやすい、検索されやすいものを入れましょう。ブランド名(日本語か英語か)、シーズン、商品名やモデル、デザイナーなどターゲットはどこを注目してどんな単語をよく用いるのかを気にかけましょう。検索出来るワードは多い方がいいので、文字数はなるべく目一杯使うようにしてください。
商品コメント
ブランドや商品がどんなものかだけでなく、これを購入することによって、手にすることによってお客さまはどのように感じることが出来、どのように見られるのかを想像していただきましょう。買う前のわくわくした感情を引き上げると共に、着用シーンや楽しい使い方を提案することが販売側の重要な役割です。
指定した買い付け先で商品が完売していた場合の対応方法なども記載しておきましょう。想定できるあらゆる場面での打開策を書いておくこともお客さまの安心に繋がります。「〜はできません」ではなく、何かしら提案したり対応ができるという姿勢を意識してください。
商品詳細
素材や注意点など購入に際して知っておきたいと思う情報を記載しましょう。詳細に記載しておくことで過度な問い合わせを減らすこともできます。
色、サイズ
色名、サイズ名などブランド側が指定しているままに記載しましょう。その色名にした理由があるものですし、ファンはそこを大事にします。同じものを大事にし、自分以上の知識がある人に対してファンは信頼感を抱くものです。
サイズに関してはブランド独自の測定方法や記載方法などがある場合が多いので、目安となるような表がある場合は画像に掲載し、その旨を記載しておきましょう。海外サイトによく掲載されているインチ表記などはセンチに変更するなどわかりやすい気遣いをして記載しましょう。
在庫数
お気に入り登録をしてくださった場合、残りが1になるとアラートが届く仕組みになっているので在庫数は2にしておくことをおすすめします。かなりの人気商品で売り切れが早い場合は1にしたり、まとめ買いされやすいシャツなどは2にしておくなど、お客さまや商品によって変更してください。
購入期限
期間は長くても2週間程度にしておきましょう。長すぎるとまだ在庫があると思われて購入意欲を削ぎますし、短すぎると見られる前に購入期限が切れて手間がかかります。切れてしまったものは「リクエスト受付中」に移動しますので選択して購入期限の変更をしましょう。ターゲットの職種によって休みや給料日、長期休暇などが変わりますので、買い物したいと思う日を予想して曜日や日にちを選択しましょう。
リクエスト受付中から在庫を復活させる場合は、お気に入り登録をしてくださった方に「再入荷のお知らせ」としてアラートが届きますのである程度は在庫があるか確認してからにしましょう。
購入先
購入予定の国を選ぶことができます。国内の場合は都道府県まで指定可能です。中国や韓国、ロシアなどはあまり印象がよくない場合もありますので避けておいたほうがいいかもしれませんが、指定する場合は安全なショップからの購入を示す方法を考えておきましょう。
ショップ名や直営店との記載は好まれる場合とそうでない場合がありますので検証して様子をみてみましょう。
発送先
アカウントに登録したご自身の都道府県名を選択しておきましょう。発送担当パートナーさまがいる場合はその住所からでOKですが、証明などの提出を求められる場合がありますので準備しておきましょう。
金額
金額は利益を一律で計算できるようにスプレッドシートやエクセルなどで計算表を作っておきましょう。レア商品などは利益率を変更して決めていきます。基本は20%程度。10%を切ってしまうと税金などで手元に利益が残らなくなりますし、価格だけで選ぶ人ばかりが寄ってきて疲れます。ライバルが安いからといって下げすぎないように注意してください。
価格計算
商品代金(現地為替)+経費(梱包費、送料、外注費、消費税、関税など)+利益(20%程度)+バイマ手数料(7.7%)=商品価格
となりますので、実際に計算してみると予想以上に高額となることがわかると思います。
関税+α
関税は商品価格に対してかけられますので商品の素材によって変わります。(10〜20%程度)
よく商品の6掛けと言われますが、私たちは事業者ですので100%に対してかかってきます。ちなみに低額の商品にはかからないという話も聞きますが、ハンドバッグなど商品によってはかかりますので注意が必要です。
詳しくはこちらを参照してください。郵便局を利用している場合は場合によりますが、民間企業(フェデックスやDHLなど)の場合は基本かかってきます。
輸入時に課される関税は、下記の様々な項目によって決定します。
- 原産国
- 仕向地の関税率およびVAT / GST率
- 両国間の貿易協定
- 商品の売価と送料(および保険料)
- 商品のカテゴリタイプ/ HSコード
きちんとした内訳を計算したい場合はこちらから。
輸入消費税は以下により税額を算出します。(税率10%の場合)
- 輸入消費税額=(CIF価格+関税額+その他内国税額)×消費税率7.8%
- 地方消費税額=1で算出した輸入消費税額×22÷78
輸入する際はさらに消費税と通関手数料(200円ほど)がかかります。
消費税はこちらを参照してください。
計算方法は、消費税=(商品代金 + 関税)×消費税率となりますが、確実な金額については請求前にはわからないことがほとんどですので、多めに見積もっておくことをおすすめします。
今後epa 経済連携協定(海外との自由貿易化)の影響で今までより安く仕入れることが出来るようになる可能性はありますが、そこは自分だけが特別なのではなく、みんな同じ条件です。あまり期待せず高利益を得ることの出来るよう付加価値を追い求めていきましょう。
表記方法
「海外発送」:
海外から直接発送するため表記に関税は含まれず、最終的な支払額は不明瞭。表記は数万円ほど安くなる。海外からの輸送期間が長くなった場合も現地から発送した日からの換算となるので取引完了までの日にちは一定となる。
「国内発送」:
国内で準備したあとお客さまに向けて発送。そのため海外から仕入れても関税はこちら負担なので、関税分料金は高くなる。加えて到着時刻などの指定が可能。海外からの配送遅延の際はまず国内に到着しないと発送通知が出来ないので延長申請をする必要が生じる。
海外から発送する場合は関税をお客さまに負担していただくことになりますので一見かなり安く感じる表記になります。ですが結局のところ関税はいくらかかってくるか明確にはわかりませんし、フェデックスなどの民間企業が送ってくる場合再配達してくれない場合が多くなります。お客さまにとって「安く見せる」ことによって購入しやすくするのか、「見かけは高いけれど必要な金額が明確」な取引を提案するのかどうかはターゲットとする層や自分の在り方にもよってきますので、検証して選択していきましょう。
買い付け先URL
買い付け先候補のページURLは、お客さまに表示されないメモか出品ページ右下のURL欄に入力しておきましょう。買い付けの際はまずそこを確認し、その後在庫を探していくという手順となります。
テスト出品
上記を追いつつテスト出品用のページを作成していきましょう。
出品ページを作成しても「審査中」と表示されしばらくお客さまからは見られない状態になります。その後審査が完了したら「出品中」に切り替わり、バイマ事務局から審査完了のメールが届きます。ここからがショッパー活動のスタートです。
基本購入されることはありませんが、念の為金額は利益30%程度に設定し購入を防いでおきましょう。これをコピーして次を作成していくことも可能ですので、変更が必要な部分のみ書き換えるという方法で進めていくと早くたくさん出品することが出来ます。
目安指数
闇雲に作業されるのも辛いと思いますので、おおよその基準値となる数字をあげておきます。
- アカウント作成〜受注までの平均日数→廉価帯(10000円未満)2週間、高価格帯(10万〜)2ヶ月
- アカウント作成〜受注までの平均出品数→廉価帯200〜300品、高価格帯1000〜3000品
- 月の出品数→廉価帯100〜200品、高価格帯800〜1500品
- 月の受注数→廉価帯30〜100件、高価格帯10品程度
- 利益率→廉価帯20〜50%、高価格帯15〜30%
- 出品外注人数→廉価帯1〜2人、高価格帯3〜5人
どれもおおよその基準値に到達するまでに経験を重ね思考を重ねるので改善され、それより早く結果がついてくることがほとんどです。
とにかく早く結果が欲しいのでしたら大量行動をおすすめします。量は質を凌駕するとはよく言いますが、出品のみならずブランドについて勉強することも同じく。知識が頭にさえ入っていれば作業しながらあれこれ考え手を打つことが可能です。勉強は日々の積み重ねですのでサボらないようにしながら、時間の短縮方法を考えて作業に移りましょう。
お疲れさまでした!
以上出品までの手順でした。後半へ続きます。
実際進めていかれる時には必ず壁があるものです。その時には大いに頼ってください。ただし、「どうすればいいと思うのか」をご自身なりに調べたり考えてから質問することを心がけるようにいたしましょう。
思考力こそがあなたを成長させることを忘れてはいけません。